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November 12, 2004

見る。

 『大日本コソ泥伝』(1964・春原政久)を見る。
 
 何度見てもおもしろいなあ。

 日本中の泥棒が石川二十六右衛門の襲名を賭けて、
 豊臣秀吉の末裔徳兵衛氏の持つ千成ダイヤを盗み出そうとする
 コメディ。
 個人的に好きなのが、
 おらがのズロ吉(由利徹)・んだの金六(佐山俊二)チーム(?)。
 ふたりは徳兵衛氏の孫を誘拐してその身代金として
 千成ダイヤを奪おうとたくらみます。
 しかし、ふたりの構想とは裏腹に…。
 オー・ヘンリーの「赤い酋長の身の代金」を彷彿とさせます。
 ほとんどベタのオンパレードですが、
 それでもきっちり笑わせてくれるのがふたりの凄いところ。

 『由利徹が行く』(白水社・高平哲郎)の中で由利さんが、
 「やっぱテンポあってねえ。春原さんて面白い人でね、
 関東関西の喜劇人が入り混じって撮ったんだから。
 全員、持ちネタばっかりだから、ギャグは全部役者なんだよ。
 撮影やってても、あの人の場合、
 どれがテストでどれが本番なのかわかんないんだよ。(略)」
 とおっしゃられている。

 こんな奇跡のようなことが本当にあったんだから
 凄いです。

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