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April 11, 2005

読む。

 『明治断頭台』(山田風太郎・筑摩書房)を読む。

 役人の汚職などを調べ糾弾する弾正台に籍を置く
 香月経四郎と川路利良の
 「左様、弾正台には、いろいろな事件が持ち込まれます。(略)どっちが早く、どっちが正しく解決するか(略)」
 という経四郎の言葉からはじまった、奇妙な競争。
 
 本書を読んだ第一印象は「綱渡り」。
 高度何千メートルの綱を命綱なしでわたる人を見ているようです。
 見ているほうは「何故そのような困難な道をわざわざ行くのだろう?」
 と思いつつも、ハラハラする、どきどきする、目が離せない。

 資料が多数残っている明治時代を題材として、
 ここまでの豪華ゲストをそろえて、
 見事に綱をわたりきってしまうのだから、脱帽です。
 
 ラストは本当に「読んで驚きました!」

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