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May 27, 2005

読む。

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忍法忠臣蔵―山田風太郎忍法帖〈2〉を読む。

 「忠臣蔵」を題材に扱い、忍法を融合させた傑作。
赤穂浪士を暗殺し、仇討ちを阻止するために、上杉家主君は忍びを放った。
上杉の国家老、千坂兵部は上杉家を守るため女忍者をつかい、
赤穂浪士の暗殺を防ぎつつ赤穂浪士自ら仇討ちの志を捨てさせようとする。
千坂兵部が行おうとしていることは、赤穂浪士の心を折るということ。
暗殺よりもある意味たちが悪いですね。
千坂の命を受けて、女忍者の見張り役(?)として抜擢されたのが
忠義と女性を憎む無明鋼太郎──という奇想天外な話。

物語の宿命として、四十七士全員を転ばせることは不可能なんですよね。
歴史事実を曲げることはできませんから。
その時点で、この話は破綻していそうなのですが、
異様な熱気に包まれつつ迎えるラストは感動的です。

封建時代に生まれた、早過ぎたアウトロー無明鋼太朗の
生き場所のない孤独は、現代のアウトローの孤独にも
通じるのではないでしょうか。

上の写真は、角川文庫版(画・佐伯俊男)。
バーコードの無かった古きよき時代の遺産です。
表と裏に画がほどこされています。
バーコードは管理するには便利なのでしょうが、
こういった、しゃれたことが無くなってしまったのは、
読者としては残念なところです。

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May 25, 2005

チーズケーキ。

 今日のおやつは
 北海道の小樽にあるケーキ屋さん
 「ルタオ」の『ドゥーブル・フロマージュ』。

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 ベイクドクリームチーズにマスカルポーネのレアチーズが重なって
 二重になっています。
 上部は口の中でとろけて、下部はねっとりとして濃厚です。
 とっても美味しい。
 冷凍便で送られてきたのですが
 フライングして、とけきらないうちにちょっと食べてしまった。
 やっぱりちゃんと解凍した方が美味しかったです。

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May 19, 2005

見る。

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ペイネ 愛の世界旅行を鑑賞。

 「恋人たち」の画で有名なレイモン・ペイネのキャラクター。
 おかっぱ頭でシャッポにスーツ、リボンのタイの男の子と
 ミニスカートのワンピースが印象的な女の子の
 バレンチノとバレンチナのカップルが世界を旅する話。

 オープニングの戦争、飢餓、核実験の中を駆け抜けてゆく
 恋人達のシルエットが印象的です。
 細かいところまで丁寧に作られていて、
 アッという人が登場したり、
 ちょっとした風刺も効いています。

 オススメは、最初に本編を見てから
 付録の解説つきで本編を見ること。
 時代背景や、世界の有名人の解説、観光案内風等等で
 違った楽しみ方ができますよ。

 ペイネの画は個人的にとてもいい思い出のある作品です。
 見ているだけで、幸せになれます。
 軽井沢にある「ペイネ美術館」は建築家アントニン・レーモンドが、
 建てた「軽井沢・夏の家」と呼ばれるアトリエ兼別荘を移築したものだそうです。
 一度行ってみたいと思っています。

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May 18, 2005

おやつ。

 今日は今まで食べたいと思っていた
 「DOUGHNUT PLANT」のドーナツを食べました。

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 これは、シナモンバンズです。
 
 オープンしたての時は、並んでも買えない方が
 たくさんいましたよね。
 今は、並ばなくても全然大丈夫です。

 「DOUGHNUT PLANT」のドーナツは
 自然素材を使用していて、その上、
 ひとつひとつハンドメイドでつくられているそうです。

 ミスドとかのドーナツとくらべると
 あまり脂っこくないところがいいかな。

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May 15, 2005

苺の時期もそろそろ。

 最近、宅配食材(?)というものをはじめました。
 野菜が美味しいということで、
 はじめることにしたのですが、
 確かに、とっても美味しいです。
 普段絶対自分から買わないような野菜も入っているので
 それも楽しみの一つ。

 例えば、「葉付きにんじん」です。
 わたしの住んでいるところではほとんど目にしないし
 見たとしてもわざわざ葉がついているものは
 買いませんでした。
 
 ところが、このにんじんの葉というものが
 とっても美味しい。
 目にするにんじんは、葉が無い状態で売られているので
 葉は捨てられているか、
 なにか別のものにリサイクルされているのでしょう。
 それが、食べられないとは残念です。

 今回は、宅配食材で
 苺を安く手に入れることができたので
 煮てジャムにしました。
 そろそろ苺の季節も終わりですね。

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May 14, 2005

見る。

 今日は『十三人の刺客』(監督・工藤栄一)をみました。

 ストーリーは、

 老中の土井大炊頭利位は、将軍の弟であることを笠にきた粗暴な明石藩主が次期老中に取り立てられるのを阻止するために、十二人の刺客を送る。十二人の刺客は、十三人になり、知恵を絞り、明石五十五万石の大名行列約六十名と死闘を繰り広げる。

 というもの。

 旗本の次男坊、三男坊って結構肩身の狭い思いをしているようだし、
 大名の次男、三男も養子先が決まらなかったらぼんやり過ごしたりしていたらしい。
 将軍家に生まれたら、参勤交代などがなかったら、碁を打ったりの生活。
 うらやましいような、うらやましくないような。
 貧乏御家人の次男三男は厳しいですね。

 『十三人の刺客』での敵役は将軍の弟。
 この立場だと、明石五十五万石には跡取りがいなかったか、
 いたとした場合だったら、正式な嫡子は隠居させられて迎えられたということでしょう。
 所謂、アウェイでの生活。
 実際にそのような立場の人で威張れる人っているのかな?と思いました。
 
 しかし、いました威張ってる人。
 それは、徳川宗尹。
 徳川吉宗の三男として生まれました。

 でも、この人は「アウェイ」ではなくて、吉宗に一ツ橋家という家をつくってもらった人。
 本来は、碁を打って、余生を過ごしているだけでよかった人。
 しかし、実際は物凄く我が強かったらしい、

 「自分は三男に生まれたけれども、外の兄達は二人とも赤坂の屋敷で生まれたのに、自分は御本丸で生まれた──。(略)即ち宗尹一人が将軍になってから生まれた子供なので、そのことが始終腹にあったらしい。だから天下の跡目は自分が継ぐべき筈であるが、惣領に生まれなかった為に、それも出来なかった(略)」鳶魚江戸ばなし〈4〉徳川の家督争い

 と、いい続け、ついに孫の家斉を将軍の座に据えることに成功するのです。
 まあ、宗尹の死後なんですけどね。

 かなり強烈な個性の人だったようですし、
 子孫を将軍にするためにあくどい事をしたかもしれませんね。
 その辺を調べてみたら、恐面白いかもしれません。

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May 13, 2005

見てます。

 あまり連続もののテレビドラマやアニメって見なかったのですが、
 この頃は、録画していろいろ見ています。
 アニメばっかりなんですが……。

 前からやっていた「MONSTER」とか
 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の続きの
 「S.A.C 2nd GIG」
 そして、ちょいちょい「はちクロ」です。

 「MONSTER」は漫画で読んでいたし、
 かなり忠実につくられているので
 見逃しちゃっても、漫画で補完できるので問題ないのですが、
 問題は「S.A.C 2nd GIG」。

 前作では、テレビの自主規制とかで
 ストーリーが飛び飛びで放送していたりして
 油断できませんでした。
 今回も、テレビ版とDVDとリスト首っ引きで確認しなければ。
 でも、前回のとき内容は一緒でもドラマの中で
 タチコマが唄っている曲が「赤い靴はいてた女の子~♪」という曲から
 「ドナドナ」にかわっていたりしているので
 そう考えると、やっぱり油断大敵です。

追記 笑い男は完結していました。
     混乱してしまった方、すみません。
 
 「はちクロ」はなんとなく見ているのですが、
 細かいキャラクター設定が「月下の一群」に似ていますね。
 ちょっと購買読者年齢層を低めに設定した
 「月下の一群」という感じかな?
 オープニング曲と一緒に流れるのアニメ(?)が好きで
 あの「はじまるよ!」感がたまりません。

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May 04, 2005

予約しました。

 90年代に一世を風靡したお笑い番組
 『浅草橋ヤング洋品店』がDVD-BOXとして
 発売されるらしいです。


 個人的に好きだった「48時間マラソン(でしたっけ?)」
 が入っているのかいないのかが気がかりなところです。
 これは、最初から最後まで笑いました。
 フランキー為谷さんを見て後にも先にもこれが
 いちばん笑った。

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May 03, 2005

読む。

 GWは特に用事もなく家でゴロゴロしています。
 読書三昧になりそうです。

 『忍法破倭兵状/忍法帖短編全集3』(山田風太郎・ちくま文庫)
 を読む。

 個人的に好きなのは「忍法おだまき」です。
 幻術師果心居士が登場します。
 果心居士とは
 「生国も知れぬ、生年も不明である。本名をなんというのか、誰もしらない。(略)」
 という謎の怪老人。
 外術を教える仙人と同じ性格の幻術師です。
 使う幻術は「人を呪わば穴二つ」という感じかな。
 いいことだけじゃなく悪いことも跳ね返ってくる。

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May 01, 2005

奇想天外。

 『神曲崩壊』(山田風太郎・朝日文庫)を読む。

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 一九××年、何千発かの核爆発で地球全体が崩壊し
 ちょうどその時に、神曲を読んでいた私が
 ダンテ先生のおめがねにかない、
 一緒に地獄めぐりをすることになる。
 
 奇想天外です。
 ばかばかしいし、恐ろしいし、笑っちゃう。
 歴史は繰り返すことが、実感できます。
 有名人の色々な一面を知ることもできるし、
 架空の人物も出てきちゃったりします。
 無双の面白さ。

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