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June 09, 2005

読む。

tangesazen
丹下左膳(一) 乾雲坤竜の巻

 を読んでいます。
 林不忘とは、
 長谷川海太郎という人が一人で三人の筆名を書き分けたうちの
 一人。
 他に、谷譲次名義で『テキサス無宿』『踊る地平線』などの
 「めりけんじゃっぷ物」
 牧逸馬名義で『運命のSOS』『浴槽の花嫁』などの
 「世界怪奇実話物」で有名ですね。
 昭和初期の作品ですが、
 最近でも、TV「世界仰天ニュース」で
 牧逸馬さんの『ウンベルト夫人の財産』が
 取り上げられていたように記憶しております。

 個人的に谷譲次と牧逸馬名義の物が好きで
 愛読していたのですが、
 林不忘名義の作品は全く読んでいませんでした(汗)。
 丹下左膳飴話 百萬両の壺の大河内傳次郎のイメージで固まっていたので
 敢えて読まなくてもいいかな~などと
 不届きなことを考えていたのです。
 しかし、林不忘、凄いですね。
 三田村鳶魚さんに時代考証で批判されていた部分には
 頷けますが、あのテンポ、卓越したことばのセンスには
 目を見張るものがあります。
 「文壇のモンスター」と呼ぶに相応しいでしょう。

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