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August 11, 2005

読む。

fuuunjitati7

風雲児たち 幕末編 7 (7)』(みなもと太郎/リイド社)を読む。

 相変わらず面白いです。
 ただ、個人的には物語内で時間の流れるスピードが
 早くなってきていることが気がかりです。
 もしや「風雲児たち」は完結しないのでは?
 などという嫌な予感が頭をよぎります(取り越し苦労……汗)。
 なぜなら、以前の「風雲児たち」の場合、
 十年以上前(現実の時間レベルで!)
 に張ったエピソードの伏線を何食わぬ顔で回収し、
 読者の度肝を抜くという離れ業を披露されたりしておりました。
 そこが、魅力の一つでもあったのですが、
 近ごろは、張った伏線をその場で回収することが
 多いように思います。
 作風がかわっただけならばいいのですが。。。

 みなもと太郎さんは膨大な資料をもとに
 作品を描かれているらしく、
 登場人物で人物の資料が残っている方に関しては
 資料をもとにキャラクターを描かれているようです。

 今回、初回登場から顔が変わってしまった
 浦賀与力、中島三郎助。
 彼は五稜郭まで戦って討ち死にしますが、
 そこまで登場する予定があるから印象的な顔にかわったのでしょうか。
 いわば「最後の風雲児たち」の一人ですからね。
 対照的に、後に本人の顔の資料を確認しつつも
 顔の変わらなかったスターリングは
 ほとんど登場しない人物だから顔が変わらなかったのかしら。
 スターリングのフック船長のような鍵爪と、
 「ホントの顔を読者が教えてくれたけど無視します」
 と言っているみなもとさんのわる~い顔。
 笑ってしまいました。

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