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August 10, 2005

大工の落書き

 鹿児島県にある「郡山八幡神社」に残されていた
 450年前の大工さんの落書きが
 一般公開されるそうです。
 落書きといって侮るなかれ!
 この落書き「焼酎」という文字が記された日本最古のもので、
 歴史的に見て貴重な資料なのです。

 その内容は、

 『永禄二歳八月十一日  作次郎  鶴田助太郎  其時座主ハ大キナこすでをちやりて一度も焼酎を不被下候何共めいわくな事哉』  (HP「焼酎盆地」より引用させていただきました)

 というものです。

 意味は、
 「住職はまことにけちんぼう。大工に一度も焼酎を飲ませてくれなかった。
 何とも迷惑なことだ」
 ということらしいです。

 作次郎さんや助太郎さんは
 平成の世で一般公開されるとは思ってもみなかったでしょうね。

 ところで、永禄二年といえば戦国時代の真っ只中のはず。
 庶民にしてみれば
 「国盗り」よりも「焼酎」の方が重要だったのでしょうか。
 現代の庶民感覚とそれほどかわらないように思うのは
 わたしだけでしょうか(笑)。
 永禄二年の大工さんは
 文字を書けたんだな~という驚きもあります。
 
rakugaki

 焼酎に関する450年前の「落書き」木片の一般公開が、大口市の歴史民俗鉄道記念資料館で行われている。木片は、同市の国指定重要文化財「郡山八幡神社」本殿軒下から1954(昭和29)年の改築時に見つかった。その後、元の場所に戻されていたため、実物が人目に触れるのは今回が初めて。
 縦27センチ、横10センチの木片には、室町時代の永禄2歳(1559年)8月11日という年月日と「住職はまことにけちんぼう。大工に一度も焼酎を飲ませてくれなかった。何とも迷惑なことだ」という意味の愚痴が墨書きされている。1507年ごろに建立されたとみられる社殿を約50年後に補修した大工が、後世で恨みを晴らそうと書いたらしい。
『南日本新聞』より

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Comments

本当にそうだよね。住職さんもちゃんとおもてなししておけば愚痴が公開されることもなかったのに。食べ物の恨みは恐ろしいね。でも、おかげで焼酎が当時呑まれていた事がわかったんだから、歴史のミステリです。いいなぁ、もも。こちらはももが高くてしばらく手が出ないよ。5つ入って200円が懐かしい。。。。

Posted by: ミツバチ | August 10, 2005 at 10:37 PM

戦国時代の大工さんの愚痴、なんかすごい。本当に想像もしなかったのだろうな・・・。 今の私が仕事に対する愚痴を何かに書いたとして、それが450年後に話題になる。なんて想像するとすごく不思議。 でもケチンボだと、450年たっても「ケチ」って残されちゃうんですね。その人ももう少しおもてなししておけば、今頃そんなこと暴露されなかったのねぇ。「主人は大変気前がよく、みんなに慕われた」ぐら書かれたかもしれないのに。 どうせならいいこと書き残されたいものですな。 ちなみに、ももケーキおいしそうですね。私は今、連日生桃を食しています。やわめが好みです。

Posted by: ラスカル | August 10, 2005 at 10:03 PM

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