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October 12, 2005

読む。

 『和船〈1〉』(石井謙治/法政大学出版局)を読む。

 以下、お食事中の方はご遠慮ください。
 
 和船に乗っている人は、どうやって用を足していたのだろう?
 という素朴な疑問を満たすために図書館で借りた一冊。

 江戸時代に海で漂流した大黒屋光太夫の逸話で、
 船員のひとりが用を足すために外に出たとき島を発見する
 というエピソードがありますが、
 ここから、船端もしくは甲板で用を足していた
 という可能性を推理することができます。
 しかし、船端に立って用を足すというのはあまりにも危険なのでは?
 甲板に肥溜めのようなものがあってそこで用を足した方が
 自然なような気もします。
 でも、甲板に肥溜めがあると海が荒れたとき大変なことになりそうですね。

 結局、これを読んだだけでは良く分からなかったのですが、
 しかしながら、本書の熱いスピリットにやられました。
 研究畑でやってきたとは思えない文章力。
 和船に興味のなかったわたしですら、その魅力に引き込まれました。
 和船って凄い。というより、この方の文章はわかりやすくて面白い。
 この熱いスピリットを感じるだけでも本書を読む価値はあると思います。

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